庭づくりに欠かせない芝刈り機、手動式のメリットについて。

お庭の芝生は日常的な手入れが必要になります。
特にガーデニングやエクステリア等、庭づくりにこだわる方なら芝生の処理は欠かせません。
しかし、芝生を綺麗に手入れしようと思ったら専用の機具を用意しなければならないでしょう。
そんなわけで、自宅に芝刈り機を導入しようと検討している方もいるかと思います。
一口に芝刈り機といっても様々なメーカーが様々な種類のものを販売していますね。
どれを選べばいいのか……、迷っている方にワンポイントアドバイスを送ります。
家庭用の芝刈り機は手動式がおすすめです!
今回は、芝刈り機は手動式の方が良いとされる理由、手動式ならではのメリットについてご紹介します。
芝刈り機は手動の方が扱いやすい?
ご存知の通り、芝刈り機には手動式のものと電動式のものがあります。電動式の方が値段も高く、大掛かりな構造となっているので、そのぶん楽に芝生を手入れすることができると思われがちですが、実際は少し異なります。例えば電動自転車ならアシスト機能で坂道でも楽々と漕ぐことができるというメリットがありますね。それと同じ要領で電動式の芝刈り機なら、殆ど負担なく芝生の手入れができるのではと思いきや……、単純な作業効率や切れ味の面でいえば手動式とほぼ変わりません。
そして電動式の芝刈り機は重いので意外と作業の労力がかかります。そして、電力を供給するためにコードがついていますが、作業中にコードが絡まったり十分な範囲に届かなかったりといった問題も生じます。
しかし、手動式の芝刈り機であれば電力を必要としないので当然コードレスです。コンセントの場所と関係なく、縦横無尽に作業範囲を広げることが可能なのです。
また、芝刈り機は手動式であれば本体も軽いので、作業にかかる負担も小さく済みます。
さらに、手動式の芝刈り機はモーターの駆動音もないので騒音を気にせず静かに作業することができるというのも大きなポイント。早朝の皆が寝ている時間でも迷惑をかけずに芝生の手入れができて、その上電気代もかからないから経済的。
では、肝心の手入れ後のクオリティーの面はどうかといいますと……、正直いって手動式の芝刈り機の方がむしろ綺麗な仕上がりになるくらいです。
プロのメンテナンス業者が使う本格的な電動芝刈り機であれば話は別かもしれませんが、家庭用において芝刈り機を手動式にしないという選択肢は、ほぼ有り得ないのです。
リール式の芝刈り機とロータリー式の芝刈り機
手動式芝刈り機には大きく分けて二種類あり、「リール式」と「ロータリー式」があります。ロータリー式の芝刈り機は、簡単にいえば円盤のような形状の刃がレコード盤のように回転する構造となっています。
ロータリー式のメリットとして、長く伸びた頑固な芝生であっても刈り取れる「切れ味」が挙げられますが、その反面芝を痛めやすく、仕上がりの綺麗さはリール式に劣ります。
一方でリール式の芝刈り機は、長い筒状の刃が回転する構造となっています。
リール式の芝刈り機のメリットは芝の仕上がりが綺麗で、景観を損ねずにお庭の手入れが可能になります。
また、芝生の長さを自由に調整できるのも大きなメリットの一つです。
以上を総括すると、芝刈り機は手動の「リール式」を選ぶのが最もオススメといえるでしょう。
手動式なら収納も簡単
芝刈り機は一年中使うようなものではありません。必要ない時はどこかに収納して保管しなければなりませんが、芝刈り機が手動式をオススメされる理由はここにあります。手動式の芝刈り機は電動式と違って分解・組み立ても簡単に行えるので、パーツを分けてコンパクトに収納することができます。自宅の収納スペースに余裕がない方でも、手動式の芝刈り機であれば問題ないでしょう。
ただし、部品の一部を紛失しないよう、保管方法にはくれぐれも注意してくださいね!
お庭の手入れに欠かせない芝刈り機。
色々な種類があって何を選ぶべきか悩んでしまう方も多いかと思いますが、家庭用であれば芝刈り機は手動式のものを選ぶのが無難です。
快適な庭づくりのために、ぜひ一台は用意しておきましょう!
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