被覆資材
農作業においては、「植えた植物の根元や株元を覆うこと」を指します。ポリマルチやワラ、バークや腐葉土など、いろいろなマルチング材があります。
●黒:雑草の抑制と保温効果に優れる。気温が低い時期の苗の植え付けに重宝する。
●銀:地温の急上昇を防ぐので夏場に効果あり。銀反射で飛来害虫を忌避する効果や、果実の着色促進効果も。国華園の銀黒マルチは裏が黒なので防草効果もバッチリ。
●ポリマルチ:ビニールマルチとも呼ばれる、一般的なマルチ材。シートは水を通さないので排水性は良くないが、乾燥には強い。土に還る材質の生分解性マルチも販売中。
●不織布:シートは水も空気もよく通す。その分、ポリマルチよりやや乾燥しやすい。水やりによってなじみやすいので風でバタつきにくい。国華園では「透水マルチ」という名前で販売中。
●ワラ:水も空気もよく通す。スイカ・メロン等のつる性植物のツルが、ワラに絡んで風で折れにくくなる効果も。泥はねを防ぎ、保温や乾燥の防止に。国華園で販売しているワラ風シート「敷きワラシルバー」なら、銀反射による防虫効果もあります(材質はポリエチレンです)。