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    ショウガの種イモの育て方

ショウガの種いもを育てよう

ショウガの育て方

ショウガの育て方
漢方薬や健康食品にも利用されているショウガは、様々な料理にも使われとっても身近な野菜のひとつですね。
ピリッとした辛味が料理の味を引き締めてくれるだけでなく、その優れた栄養効果・効能から、日本を含む世界各地で香辛料や民間薬として用いられてきた健康野菜「ショウガ」。
そのポカポカ成分は「ジンゲロール」「ショウガオール」「ジンゲロン」という3つの主な辛味成分に分かれています。
はじめにピリッとくる辛みがジンゲロールで、後からじんわりと、ぽかぽかくる辛さがショウガオール。
生の生姜には、ショウガオールはあまり含まれていませんが、熱を加えることでジンゲロールの一部がショウガオールやジンゲロンに変化し、ぽかぽかパワーがグッと増すそうです。

そんな万能なショウガの栽培は、実はとっても簡単!!安心・安全な自家製ショウガを効果的に日々の食事に取り入れてみませんか。

そんなショウガをご家庭で育てる方法をご紹介いたします。
→ショウガの種イモ販売はこちらから。

◆ショウガの基本情報◆

・学名:Zingiber officinale
・科名:ショウガ科
・属名:ショウガ属
・収穫期:10~11月
・植え付け時期:4~5月

ショウガの栽培方法

■栽培適地
日向~半日陰の湿潤な土地を好みます。鉢・プランター栽培では、赤玉土7:鹿沼土3の混合土が最適ですが、畑土など保水性のある土なら、どんなものでもかまいません。
■植え付け
【注意点】
※連作は嫌うので、2~3年で場所を変えます。
※発芽適温は18℃以上なのであらかじめ切り分けたショウガをポットに植え付けて暖かい所で芽出しをしてから植え付けると生育が早いです。
【植え付け前に行うこと】
・植え付け2週間前:1㎡あたり50gの苦土石灰を畑に施しておきます。
・植え付け1週間前:1㎡あたり堆肥バケツ3分の2杯、配合肥料50gを施して、幅70cmの畝を作ります。
・植え付け3日前:種ショウガの場合、2~3芽付くように切り分け(大ショウガは70~100g、三州・八郎ショウガは60g、金時ショウガは40~50g、ナンキョウは100gが目安)、切り口を乾燥させます。この時、刃物は使わず必ず手で分割してください。
ショウガ種イモ切り分け
【植え付け当日】
株間20~30cm、深さ5~6cmで芽を上にして植え付けます。
※芽がでるまで2か月ほど時間が掛かる場合もあります。
ショウガの畝幅
■その後の管理
生長期間が長いので追肥が大切です。
植え付け10日後から2週間おきに3回追肥し、除草と土寄せをします。1回目は1㎡あたり約150g、2回目と3回目は約100g。乾燥に弱いので梅雨明けには株元に敷きワラします。
■収穫
10~11月頃、根が完全に肥大すると同時に地上部が黄変してきたら新生姜として収穫します。
※10℃いかになると腐ってしまうので、必ず霜が降りる前には収穫してください。
収穫後はモミガラなどに埋めて保管します。
ショウガの栽培表
■金時ショウガの軟化栽培
軟化栽培する場合は、株間は通常より狭めに植え付け、株の上に盛り土をし、光が当たらないように育てます。肥料はほとんど必要ありませんが、乾燥には注意します。新芽がひょろひょろと30cmほどに伸びたら収穫します。
■種ショウガ用の貯蔵
たくさん収穫できたら、来年用の種ショウガとして保存しておくことも可能です。
貯蔵適温は13~16℃。30cm前後に収穫したショウガを積み重ね、湿り気のある赤玉土や畑の土を薄くかけ、その上にショウガをまた重ねる作業を繰り返し、1.2mほどでやめ、3~5cm覆土します。
その上に30cm程度のワラをかけて、雨よけをします。半月後の晴天の日にワラを除き、土を15cmかけ60cm以上のワラを重ね、雨よけをします。
※ケンフェリア・ガランガ(バンウコン)は寒さに弱いため、収穫後種芋を保存する際は土を入れた鉢などに入れ、水を切った状態で室内管理することをお勧めします。
■ショウガの豆知識
ショウガの名称
【根しょうが(=ひね生姜・囲い生姜)】
薬味として使うにはコレ。秋に収穫した新しょうがを2か月以上貯蔵した、「一般的なショウガ」。
貯蔵することで適度に水分が抜け、皮も黄土色で固く中身も締まった状態に。繊維質が形成され、生姜本来の香り・辛味が強くなります。
【新しょうが】
十分に根が肥大したころに収穫したショウガを貯蔵せず利用。皮が白っぽく、茎の付け根はうっすらピンクがかっているのが特徴。スジが少なめで、みずみずしく爽やかな辛味が魅力です。甘酢漬け・天ぷら・炒め物などが美味しい。
【葉しょうが】
金時ショウガなどの小ショウガ品種を主に用い、葉が6~7枚程度の時に葉付きで収穫。生のままで味噌などをつけて食べると大変美味しい。
葉しょうがを軟化栽培してさらに若採りしたものは筆しょうが(=矢生姜・芽生姜)と呼ばれ、葉が3~4枚程度・草丈が15cmぐらいの新芽を引き抜いて収穫します。焼き魚などのあしらいとして添えられる「はじかみ」はこの筆生姜を甘酢漬けにしたものです。
ショウガ料理
→ショウガの種イモ販売はこちらから。

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