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    玉ねぎの育て方

玉ねぎ苗を育てよう

【秋植え野菜栽培】玉ねぎ苗の育て方

玉ねぎ
タマネギは比較的育てやすい野菜で、中晩生の貯蔵できる品種は、一度収獲するとしばらく玉ねぎに困らないのでお勧めです。

サラダ、炒め物、煮物、スープなどなど幅広い料理で活用するタマネギ。
毎日の食卓に欠かせない玉ねぎをたくさん収穫しませんか。
→玉ねぎ苗特集ページへ

◆玉ねぎ苗の育て方◆

【植え付け時期】 11月

【畑の準備】
土壌水分に富む粘土質土壌でよく生育し、酸性土壌を嫌います。
植え付けの2週間以上前に石灰を施して耕し、1週間前に元肥・堆肥などを施して良く耕してください。
2条植えの場合、条間30cm、株間12cmで植えつけるので、畝幅50~60cmにします。
・マルチング
玉ねぎ栽培で大活躍するのが、最初から等間隔に穴が開いている「穴あきマルチ」。
穴あきマルチ
上の写真のような感じで穴に1本ずつ植えればいいので間隔を気にしなくてもいいし、マルチング部分は雑草が生えにくいし、
雨のときに泥がハネにくいので土からの病気に罹りにくい、そして何より! 

黒いマルチング材は地温を上昇させるので、玉ねぎの肥大を大いに助けてくれます!!!

特に早生系の品種を育ててできるだけ早く収穫したい方は黒マルチが有効です。
ただし、追肥は、穴にひとつまみずつ施さないといけないので、そこだけが手間ですね……。

タマネギのマルチ栽培は省力や収穫物の品質に貢献してくれるのでぜひ一度お試しください。
→玉ねぎ苗特集ページへ


【植えつけ】
お届けした苗はなるべく早く植え付けます。
畑に石灰や堆肥などの混ぜ込みができていない場合は苗を早く植え付けることを優先し、生育に必要な栄養分は追肥で補うようにしてください。
玉ねぎ2条植え
上図のような2条植えが一般的ですが、1条植え、3条植え、4条植えでも大丈夫です
(穴あきマルチを使う場合は、マルチの穴に1本ずつ植えていきます)。
冬の間、霜柱で苗が浮き上がるのを防ぐには黒マルチをしてから植え付けるか、畝にワラを敷き、根元を軽く踏んでおくと効果的です。
黒マルチを使用すれば除草作業の低減、地温上昇による肥大の促進が見込めます。

玉ねぎ植え付け
苗の根元を持って、苗の根が土の表面に出ないように土に差し込んで植え付けます。
植え付けは2~2.5cmの深さとし、緑の部分を埋め込まないように注意。


【追肥】
早生品種の追肥:
定植後15~25日頃と1月初旬、止め肥は2月中旬に行います。1平方メートルあたり約50gの化成肥料を畝の条間に施し、軽く耕して土寄せをします。
1回目の追肥の後は敷きわらなどをして霜や凍結を防ぐようにします。

中生~晩生品種(貯蔵玉ねぎ)の追肥:
施肥は元肥主体の栽培とし、多肥は避けます。
定植後15~25日頃と1月初旬、止め肥は3月上旬までとします。化成肥料を畝の条間に施し、軽く耕して土寄せをします。
1回目の追肥の後は敷きわらなどをして霜や凍結を防ぐようにします。

玉ねぎ追肥
※マルチをしている場合、1穴ごとにひとつまみずつ追肥します。
1~2月の肥料切れや極端な乾燥などでストレスがかかるとトウ立ちしやすくなるので注意が必要です。
また、追肥後に雨が降らない場合、水やりをして肥料成分が溶けるようにしましょう。肥料が溶けないと遅く追肥したのと同じなので注意しましょう。


【収獲】
地上部が全体の7~8割倒れたら収穫の適期。晴れた日に抜き取り、そのまま畑に並べて半日ほど乾かします。
(※早生系の玉ねぎは倒伏前でも玉の肥大を見ながら収穫してください。若いうちに収穫し、葉玉ねぎとしても利用できます。)
葉をつけたまま乾燥させると球内部の余分な水分が葉を通じてスムーズに出ていくので貯蔵に適した状態となります。
その後球を傷つけないように、葉付きのまま5球ずつ束ねて、風通しのよい所に吊るしておきます。
玉ねぎ収穫

【長期貯蔵のポイント】
①肥大させすぎると腐りやすくなるので、適度な大きさで収穫。
②収穫後、しっかり乾燥させます。
③風通しがよく、涼しい日陰で貯蔵します。
④貯蔵しながら、大玉のものから利用します。


【トウ立ち(ネギ坊主ができた)の原因は!?】
①定植後に苗が大きくなりすぎた状態で低温期を迎えた。
②十分に活着せず、生育不良のまま低温期を迎えた。
③異常気象で春に大きくなってから低温に当たってしまった、もしくは抽苔時期に高温になった。


【トウ立ちの対策】
玉ねぎはおおよそ、苗の球径が7~10mm以上で低温に当たると花芽分化(トウ立ち)が起こり易くなります。このため、
①大きな苗は植え付けない。植え付けた苗が小さくても、元肥を与えすぎると低温期前に肥大してしまい影響を受けやすくなるので注意します。
 元肥・追肥は化成肥料よりもゆっくり効果のある有機配合肥料(N:P:K=8:8:8)や玉ねぎ専用肥料がおすすめです。
 冬場の肥料不足や極端な乾燥にも注意が必要です。
②活着不良など、生育が悪くてもトウが立ちやすくなるので、植え付け後にしっかり管理します。


毎日使う食卓に出る玉ねぎ。
今年は家庭菜園で自家製の玉ねぎ作りに挑戦してみましょう!

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