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    ユリの球根の育て方

ゆりの球根を育てよう

ゆりの育て方

ゆりの花
初夏から夏にかけての花壇や切花として楽しめるユリ。
すかしユリ、鉄砲ユリ、オリエンタルユリ、原種ユリなど様々な種類があります。
豪華で華やかなゆりを球根から栽培してみませんか。
今回は、ユリを球根から育てる方法をご紹介いたします。
→ユリの球根販売はこちらから。

◆ゆりの基本情報◆

・学名:Lilium
・科名:ユリ科
・属名:ユリ属
・開花期:6月~8月
・植え付け時期:10~1月
・耐寒性:強い

ゆりの栽培方法

■球根を手に入れたら
ゆりの球根は乾燥を大変嫌います。
すぐに植えつけられない場合は、ほんの少し湿らせたおがくずやピートモスに球根を入れ、冷暗所で保管してください。乾燥したり凍結しないよう注意してください。
寒冷地などで地面の氷結などのため、どうしても植え付けが不可能な場合は、鉢に仮植えしておきます。球根は-2℃程度まで耐えますが、芽は霜に当てないでください。

■植え付け前
球根腐敗病など病気を防ぐため、球根を殺菌剤(ホーマイなど)で念のため30分程度消毒します。
球根消毒は、希釈濃度と浸漬時間を守り、消毒後は風通しの良い日陰で軽く乾かしてください。

■用土
【地植え】
水はけの良くするため、予め腐葉土(約500g/㎡)などを混合し、元肥として緩効性肥料を混ぜておきます。(化成肥料なら約20g/㎡、有機肥料なら約100g/㎡)窒素過多にならないよう注意してください。
土壌のpHは6程度の弱酸性が適しています。ただし、すかしユリの場合は中性(pH7)に調整してください。
【鉢植え】
・すかしユリ→赤玉土6:腐葉土2:砂2
・オリエンタルユリ、山ユリ、その他原種ユリ→赤玉土5:腐葉土5
・鉄砲ユリ、トランペットリリー→赤玉土7:腐葉土3

■植え付け方
ユリは球根の上部からも根(上根)を出し、そこから養分を吸収するので、
必ず深植えにしてください。
【地植え】
地植えの植え方
【鉢植え】
鉢植えの植え方

■水やり
【地植え】
土がひどく乾燥している時に与えます。
【鉢植え】
土の表面が乾く直前にたっぷりと与えます。

■追肥(4~9月)
【地植え】
芽が伸び始めた頃に行います。1株あたり化成肥料なら3~5g、有機肥料なら約20g与えてください。
液体肥料の場合は月に1~2回与えてください。
【鉢植え】
緩効性の固形肥料を2か月に1回与えます。ひと鉢あたり、化成肥料なら約2g、有機肥料なら約10gが目安。
液体肥料の場合は月に1~2回、水やり代わりに与えます。

■病害虫
茎の下側から枯れてきた場合は、「フロンサイド」などで土壌を消毒します。
アブラムシ類、アザミウマ類、ヨトウムシ類などの防除には「オルトラン」をお使いください。
ウイルス病(葉に緑の濃淡・黄色の斑点・葉の縮れやねじれ・落葉・萎縮など)にかかった株は治ることはありません(ウイルス病に効く薬剤は存在しません)。アブラムシなどがウイルスを媒介して他の株にうつるのですぐに抜き取って焼却処分してください。
観賞用のユリのほとんどは既にウイルスに侵されていると言われていますが、適正な栽培環境で育てればウイルス病は発症しません。冬場の乾燥はウイルス病の発症原因となるので、ご注意ください。

■植え替え
【地植え】
生育条件の良いところであれば、2~3年は植えっ放しで構いません。
【鉢植え】
葉が半分程度枯れてきたら、球根を掘り上げて消毒し、すぐに新しい土に植え替えます。

■花後
花が咲き終わったら種をつけさせないために、早めに花首から花がらを折り取ります。
ハサミを使うと他の株にウイルスがうつる恐れがあるので、必ず手で折り取りましょう。
そして、お礼肥を与えて球根の肥大に努めます。
翌年も良い花を咲かせるためにできるだけたくさん茎葉を残した状態で、自然に枯れる9~11月頃まで育てます。その間、液肥を月1~2回の頻度で与えると良いでしょう。
木子
ゆりのポイント
→オリエンタルユリの球根販売はこちらから。
→すかしユリの球根販売はこちらから。
→鉄砲ユリの球根販売はこちらから。
→原種ユリの球根販売はこちらから。

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